毎日口にする食べ物で、私たちの身体がつくられています。忙しい現代人にとって食事の時間はもとより、食事を簡単に済ませてしまう傾向が多く、生活習慣病を患う方も多くなりました。健康を維持するためには、規則正しい食事が欠かせません。
そのためにも食生活を見直して、規則正しい食生活送ることで多くのメリットを感じられるでしょう。今回の記事では、健康維持のために食生活を見直すポイントについて紹介します。
規則正しい食生活を送るメリットとは
1日3食を栄養バランス良く食べることで、多くのメリットを得ることができます。ここでは、規則正しい食生活を送るメリットについて紹介しましょう。
腸内環境が整いキレイな肌になる
ごはんや野菜、海藻など、バランスの良い食事をとることで、腸内環境が整えられます。お味噌汁や納豆のような発酵食品には、腸の働きをサポートしてくれる酵素が多く含まれているからです。腸内環境が良ければ、お肌の調子も良くなります。
逆に、油っぽい食事やコンビニのお弁当、ファーストフードなどを食べることで、油や脂質をとり過ぎてしまします。そうすることで、皮脂が過剰に分泌され、肌荒れや吹き出物の原因になってしまうでしょう。そのため、キレイなお肌を保つためにも、規則正しい食生活を送る必要があるのです。
食事を通じて集中力を高められる
1日3食を決められた時間に食べることで、体内時計が正常に稼働し、仕事や勉強モードへの切り替えがしやすなります。メリハリが生まれるため、集中力を高めながら、仕事などに取り組むことができるメリットがあるのです。規則正しく食事をとらなければ食べる時間がバラバラになり、生活のリズムを崩してしまうだけではなく、自律神経を乱してしまうことにもなりかねません。
そうならないためにも、栄養バランスのとれた食事を決められた時間に3食とることで、体内時計を整えられ、集中力アップへつなげられるのです。
適正体重や健康を維持できる
規則正しい食生活を送り、栄養バランスのとれた食事を食べて暮らせば、肥満を防ぎながら適正体重を維持できます。健康維持を心がける方にとっては、健康的な食生活を送ることが、欠かせない習慣の一つとなるでしょう。日常的に何気なく食べている食事には、「健康になる」「不健康になる」のそれぞれの要素を含んでいます。
どれを選択してどのように口にするかで、得られる結果が大きく異なるのです。規則正しい食生活を意識することで、「健康になる」食事を選択でき、健康維持につなげられるでしょう。
食生活を見直すポイント
健康維持には、適度な運動や食生活の見直しが必要になります。ここでは、食生活を見直すポイントをいくつか紹介しましょう。
バランスの良い和食を取り入れる
日本人の私たちの身体にピッタリな食事である和食は、一汁三菜でバランスの良い食事として取り入れやすいです。和食は調理や味付けが工夫しやすく、規則正しい食生活を送るには最適なジャンルと言えるでしょう。油をあまり使わないため、生活習慣病などを防ぐにも効果的な食事としても注目されています。洋食や中華などに偏らずに、和食をベースに食生活に取り入れることで無理なく見直すことができるでしょう。
食物繊維を積極的にとる
野菜や海藻などには食物繊維が豊富に含まれていますので、普段の食事に積極的に取り入れましょう。食物繊維には、脂肪や糖の吸収をおさえながらも、余分な脂肪を身体の外に排泄する働きをしてくれます。食物繊維は整腸作用や血糖値の上昇を抑える働き以外にも、血中コレステロール濃度を低下させる役割も担っています。
そのため、生活習慣病にならない身体づくりには欠かせない栄養素の一つと言えるでしょう。健康維持に必要な食物繊維は、日頃の食事で適量をとることがポイントになるのです。
1日3食をよく噛んで食べる
栄養バランスの良い食事を心がけ、1日3食をきちんとよく噛んで食べることを意識してみましょう。食事は栄養補給の目的だけではなく、生活のリズムを整えるためにも大切な役割を担っています。食事をする時間をできるだけ毎日同じにすることで、体内時計が整い、自律神経の働きも正常化することができるでしょう。
もしも食事時間の間隔が空きすぎてしまうと、飢餓状態だと身体が認識してしまい、食べ過ぎる傾向になってしまいます。健康維持のためにも、できるだけ決められた時間に3食をきちんと食べましょう。
塩分や糖分などを過剰摂取しない
ファーストフードや外食などは、塩分や糖分が多く含まれているため、過剰に摂取しないように注意が必要です。塩分の摂り過ぎは、高血圧や病気になるリスクが高くなるからです。糖分や脂質は適量の摂取であれば、肥満を防ぎながら糖尿病などのリスクを抑えられます。
脂質を上手に減らすには、ちょっとした工夫をすると良いでしょう。例えば豚肉を調理する際は、とんかつではなく、しゃぶしゃぶにすることで油分をカットできます。また、洋食や中華よりも和食中心のメニューにすると、油の使用が少しで済むでしょう。
アルコールは適量を守る
お酒好きの方にとっては、毎日の晩酌は楽しみの一つかもしれませんが、飲み過ぎてしまうと健康を害してしまう可能性が高くなります。1日あたりのアルコール摂取量は、ビールなら約500ml、日本酒なら約180mlが目安として挙げられています。アルコールを飲み過ぎてしまうと、糖の代謝を妨げられるため、高血糖になりやすいリスクがあるのです。適量なアルコールを摂取できなければ、インスリンの働きを低下させてしまうことになってしまいます。そのため、アルコールは適量を守り、休肝日をつくるなど心がけましょう。
まとめ
健康を維持するためには、日頃の食生活を見直して食事バランスを整えていくことが大切です。食事の時間においても体内に与える影響は大きく、今まで以上に意識してみることも必要になるでしょう。身体の不調は、食べる物も影響を与えるため、健康な生活を送れるよう、ぜひ記事を参考にして食生活を見直してみてはいかがでしょうか。
忙しい方にとっての健康への取り組みは、なかなか上手くできないかもしれません。そこでありす薬局では、健康維持のためにできる定期的な運動などをサポートしております。食生活の見直しだけでは不安な方は、ぜひ当社にお気軽にご相談ください。
