お灸は熱いけど効果はある?自分に最適な熱さのお灸の選び方とは

 

お灸は熱いけど効果はある?

お灸は身体のツボを刺激するアイテムとして、自宅で手軽にできるセルフケアとして支持されています。しかし、お灸は火を使い、温めてツボを刺激するため、「熱い」「やけどする」などのイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。試してみたいけれど、「熱いのは苦手で…」「やけどをしないか心配…」などが理由でお灸の魅力を体験できないでいるかもしれません。

そこで今回の記事では、お灸について解説しながら、自分にピッタリなお灸の選び方について紹介します。

お灸の役割とは

お灸はどのような役割を果たしているのでしょうか。ここでは、お灸の持つ役割を見ていきましょう。

熱刺激による身体のめぐりを改善

身体が疲れやすくなると身体の「めぐり」が滞ってしまうため、冷えなどの体調不良を引き起こしてしまいます。めぐりを滞らせ、老廃物が溜まっている箇所にお灸を使うことで、熱刺激によって全体のめぐりを良くできるのです。人には効果的にアプローチできるツボがあるため、直接お灸をあてるのではなく、間接的に使うことも可能です。このようにお灸は、身体全体のめぐりを改善できる役割を果たせるのです。

自然のチカラでリラックスできる

お灸に使われている素材は、「もぐさ」と言われているヨモギの葉より作られています。精油成分のチネオールが含まれており、この自然のチカラでリラックス効果を引き出してくれるのです。お灸を使用している時に漂う香りによってリラックスした状態へと導かれ、緊張していた筋肉をほぐしながら、自律神経のバランスも整えてくれます。お灸の持つ自然のチカラによって、心身のバランスを整えるサポートすることができるのです。

お灸の熱さへの疑問と対処法

お灸は火を使うため、熱いイメージを抱いてしまいます。お灸を試してみたいけれど、熱さに不安を感じる方も少なくありません。ここでは、お灸の熱さへの疑問と対処法について紹介います。

熱いと感じても我慢するの?

お灸は身体をじわじわと温めてくれながら、めぐりを改善してくれます。しかし、痛みのような熱さを感じる場合は、我慢せずにすぐに取り外しましょう。熱ければ熱いほど効果があるわけではなく、ほどよい温熱でツボを刺激することが最適な使い方と言えるでしょう。

少し日にちをおいてから再度使用してみると、熱さを感じないこともあるため、様子を見ながら試すのも良いかもしれません。

やけどをしないか不安

火を使って肌に直接アプローチするため、やけどをしないか不安に感じる方もいるでしょう。確かに、体調や天候などによって水疱ができてしまうケースもあります。そのため、熱さを感じたら少し場所をずらすか、すぐに取り外しましょう。

火による熱さに抵抗を感じる方は、火を使わないお灸を選ぶのも一つです。また、優しい温熱を体感できるお灸から使ってみるのも良いでしょう。

熱さを感じなくてもお灸の効果はある?

血行不良が起きている場合は温熱を感じにくいため、お灸の温熱レベルを上げるなどの対処をして様子を見ます。お灸をあてても熱さを感じない理由は様々あり、温熱の感じ方も体調や天候により変わるからです。最初は熱さを感じなくても、繰り返しているうちに温熱を感じられるようになることもあります。

お灸の熱さや効果を感じるのは人によって異なるため、自分が心地良いと感じるお灸を継続することが何よりも大切なことです。

セルフお灸の選び方

セルフでできるお灸が多く取り扱われる中、種類が豊富にあるため何を選んだら良いか悩む方もいるでしょう。ここでは、身体のメンテナンスを自宅で手軽にできるセルフお灸の選び方を2つ紹介します。

温度で選ぶ

セルフでお灸をすると、もぐさを肌に直接つけてしまうとやけどのリスクがあるため、台座の中心に紙で巻き付けたタイプを使用しましょう。肌につける面にはシールが貼られているため、ポイントに台座を置いてもズレる心配もありません。温熱のレベルも細かく分けられており、初心者の方でもセルフお灸を安心して試すことができるのです。

いきなり熱いのを選ぶのではなく、最初は優しい温熱を試しながら、徐々にレベルを上げていくと良いでしょう。また、お灸の香りが苦手な人でも、フルーティーな香りなどのお灸もあるため、気軽に始めやすいのも魅力です。

使用場所で選ぶ

火を使うだけがお灸ではなく、現代では火を使わずに自宅以外でも使用することができます。朝起きた時にむくみを感じても、通勤などで忙しかったりしてお灸をするのが難しい方もいるでしょう。しかし、火を使わないお灸は直接ツボに貼ることができるため、移動中でも職場でも使用することが可能です。

火を使わないお灸は、肩こりや腰痛、冷えなどに悩んでいる方にとって、手軽にサッと使えて温熱効果を感じられるアイテムでしょう。お灸は使用する場所によって選ぶことで、生活に有効的にお灸を取り入れられるのです。

まとめ

お灸は熱イメージがあり、効果を期待するも試すことに躊躇されることが多くあります。しかし、昔から多くの人の身体の悩みにお灸は使われており、免疫力をアップさせる、血行不良を改善するなど、効果を与えてくれているのです。お灸の熱さは天候や体調によって異なりますが、上手に取り扱うことで、気持ちの良いお灸として使えるようになるでしょう。

ぜひ今回の記事を参考に、セルフお灸を試してみようとお考えの方は、ありす薬局にご相談ください。オンラインショップでは豊富な種類のお灸を取扱っておりますので、自分にピッタリなお灸と出会い、お灸の力を試してみてはいかがでしょうか。