アロマオイルは精神安定させる効果があるって本当？メンタルケアについて

メンタルケアにはアロマオイルの活用がおすすめ？

ここでは精神を安定させるためのメンタルケアとして活用する人が多い、アロマオイルについて詳しくご紹介します。

アロマテラピーとは？

アロマテラピーとは花や薬草、樹木などから抽出したアロマオイルを活用した保管療法のひとつです。海外では香りを楽しんだり、薄めて皮膚に塗ったりという方法で用いられています。

海外ではアロマテラピーが広く活用されている！

日本では正式な療法として認められているわけではありません。しかし海外ではよりアロマテラピーが、一般的に用いられています。たとえばイギリスでは、精神安定を目的としたリラクゼーション中心の、アロマテラピーが人気となっております。国際的な機関も組織されているのです。

またフランスでは、医療としてアロマテラピーを活用することもあります。医師や薬剤師によって出される処方箋に、アロマオイルが使用されることもあるのです。

匂いがα波に影響を与える？

香りと精神安定のためのメンタルケアには、一見なんのつながりもないように思えるかもしれません。実はα波と香りには、大きな関係があることもわかっています。α波というのは、脳がゆっくりと円滑に動いている状態のときに、よく出ている脳波のことです。このα波が多ければ、より脳がリラックスしている状態であるといえるでしょう。

α波を増やす香りとしては、コーヒーやウイスキーの香りがあります。逆にα波を減らす香りとしては、汗の匂いやタバコの匂いなどがあげられるでしょう。

匂いが脳に伝わる仕組み

アロマオイルなどのよい匂いを嗅いだとき、その芳香成分は電気信号となります。視床下部や大脳辺縁系、下垂体などへ伝わります。この視床下部という場所は、ホルモンや自律神経のバランスをとる働きもしている重要な部分です。

そして大脳辺縁系には記憶を管理する海馬や、感情をコントロールする扁桃体などから成り立っています。このように匂いは脳にダイレクトに伝わり、安らぎや心地よさを感じられるのです。

アロマオイルを活用したリラックスできる空間づくり

ここではメンタルケアに欠かせないリラックスできる空間を作り出すための、アロマ活用方法をご紹介します。自分の心地よいと感じられる空間にできるよう、方法や香りの選び方を工夫してみましょう。

アロマオイルの活用方法

とにかくメンタルが落ち込んでいて、準備するのも億劫なときもあるでしょう。そこで気軽に使用できるアロマスプレーを、活用するのがおすすめです。専用のアロマやデフューザーを購入する必要がなく、スプレーを寝具や空間に吹きかけるだけで、簡単にアロマを楽しめます。より視覚的にも癒しを感じたいという方は、本格的なデフューザーを購入するのがおすすめです。照明やインテリアとしても活用できます。

ゆっくりとお風呂につかりながらリラックスしたいという場合には、お風呂タイムにアロマオイルを活用してみましょう。アロマオイルをキャリアオイルで希釈したり、乳化剤に混ぜたりしたうえで、お風呂のお湯に混ぜてみてください。アロマバスを簡単に楽しめます。またアロマバスキャンドルをお風呂で使用しながら、ゆっくりと半身浴を楽しむのもおすすめです。

メンタルケアだけでなく、疲れやコリへのケアも行いたいという場合には、自分でアロマオイルを使ってもみほぐすのもよいでしょう。その際アロマオイルを直接肌にはつけられません。ホホバオイルやアーモンドオイルなどの、キャリアオイルで希釈して使用するのがポイントです。希釈したマッサージオイルで、足や首などをもみほぐしていきましょう。

アロマオイルの選び方

メンタルケアのためにアロマオイルを活用する場合には、感じているストレスの内容に注目することが大切です。緊張状態が続いていて、交感神経が優位になっていると感じる場合には、ラベンダーやフランキンセンスがおすすめです。

一方で持続的なストレスによって副交感神経が優位になっていてやる気が出ない、元気が出ないというときもあるでしょう。その際はベルガモットやオレンジなどの、アロマオイルを選ぶようにしましょう。

まとめ