アロマオイルの一番の魅力といえば、それぞれのオイルがもつ香りです。しかしアロマオイルには数多くの種類があり、どれを選んでよいのか悩んでしまう方も、多いのではないでしょうか。
そこで今回は初心者の方におすすめの、アロマオイルについて解説します。さらに系統ごとの香りの特徴について、ご紹介していきましょう。
まずはアロマオイルの香りの系統を知ろう
アロマオイルの香りは、大きく分けると7種類ほどあります。まずは大まかにそれらの香りの特徴を知ることで、自分の好みの系統を探してみましょう。
フローラル系
フローラル系のアロマオイルは、ほんのり甘い優しい香りが特徴です。世代や性別を超えて人気となっているため、来客時に使用するアロマとしてもおすすめです。また初めてアロマを使ってみたいけれど、どれを選んでよいのかわからないという場合にもよいでしょう。まずはフローラル系のものを選んでおくと、間違いありません。
フローラル系のアロマオイルとしては、ラベンダーやローズ、ネロリなどがあげられます。
ハーブ系
シャキッと目が覚めるような爽やかな香りを楽しみたい方には、ハーブ系のアロマオイルがおすすめです。とくに勉強や仕事に集中したい、甘ったるい香りが苦手という方から、人気を集めています。またハーブの種類によっては、虫を遠ざける効果があるともいわれているのです。
ハーブ系のアロマオイルとしては、レモングラスやペパーミント、タイムなどがあげられます。
柑橘系
甘すぎる香りは苦手だけれど、ハーブのようなクセのある香りも苦手だという方に、おすすめしたいのが柑橘系です。フローラルと同じく、性別も問わず人気を集めているポピュラーな香りといえるでしょう。フルーツを切ったばかりのフレッシュな香りが、部屋いっぱいに広がります。リラックスできる雰囲気作りにつながるでしょう。
柑橘系のアロマオイルとしてはベルガモット、ユズ・オレンジなどがあります。
スパイス系
人とかぶらないような個性的な香りを楽しみたいという方には、スパイス系のアロマオイルがおすすめです。料理の香りづけにもよく使用されているものが多く、刺激的な香りが癖になります。単品での使用だけでなく、そのほかの香りと組み合わせて使用するのもよいでしょう。
スパイス系のアロマオイルとしてはジンジャーやシナモン、クミンなどがあげられます。
樹脂系
より濃厚な香りを楽しみたいという方には、樹脂系の香りがおすすめです。甘さのなかにも奥深さを感じるような香りが特徴で、古代エジプトの儀式にも使用された歴史があります。
樹脂系のアロマオイルとしてはフランキンセンス、ガルバナム・ミルラなどがあります。
エキゾチック系
アジア系のインテリアが好き、個性的な香りを楽しみたいという方におすすめなのが、エキゾチック系の香りです。これらの香りは、東南アジアや中東にある植物を使用したものが多く、オリエンタル系と呼ばれることもあります。個性的な香りなので、まずはお試しとして小さな瓶を購入するのがおすすめです。
エキゾチック系の香りとしてはイランイラン、サンダルウッド・パチュリなどがあります。
初心者におすすめのアロマオイル4選
ここでは初心者におすすめのアロマオイルについてご紹介します。
ラベンダー
ラベンダーはアロマオイルだけでなく、ポプリや石鹸などにも使用されている馴染み深い香りです。その柔らかな花の匂いは、一気にお部屋をリラックスした雰囲気に変えてくれるでしょう。疲れているときや、夜眠れないときにラベンダーのアロマオイルを使用すれば、より心が静まる空間を作りやすくなります。
オレンジスイート
元気をもらいたい、華やかな雰囲気のお部屋にしたいという場合には、オレンジスイートがおすすめです。甘酸っぱいさわやかな香りが広がり、リフレッシュできるでしょう。子どもにも人気の香りなので、家族で過ごすお部屋にて使用するのもおすすめです。
ペパーミント
頭をスッキリさせ、気持ちを入れ替えたいというときにおすすめしたいのが、ペパーミントです。蒸し暑い時期にも、清涼感のある香りが気分をさっぱりさせてくれるでしょう。
イランイラン
セクシーな雰囲気を演出したいという場合には、イランイランのアロマオイルを使用するのがおすすめです。イランイランの香りは、昔から異性を惹きつける香りとしても知られております。インドネシアでは新婚のカップルが過ごすベッドに、イランイランの花をまくという文化もあるのです。
まとめ
今回はおすすめのアロマオイルについて、系統別に詳しくご紹介しました。あまりにも種類がありすぎて選べないという場合には、まずはクセの少ない香りを選んでみるのがおすすめです。
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