薬について相談をする重要性とその具体的な方法を紹介

普段の生活の中で病気やケガなどをした際に薬を使用する機会があるかと思いますが、その際、薬について不安や異変を感じることもあるのではないでしょうか。そういった場合、どこに相談したらいいかご存知ない方も多くいらっしゃるかと思います。今回は、薬の相談に関する重要性やその方法についてご紹介いたします。

 

相談する重要性

医師から処方された薬やドラッグストアなどで購入した薬を使用する中で、薬について疑問や不安などを感じることもあるかと思います。病院などへの問い合わせをするとなると、そう気軽にできるものでもないのでついついそのまま我慢や放置をしてしまうこともあるのではないでしょうか。

 

もちろんそれで済むようなものであれば問題ありませんが、万が一ということも考えられます。薬は決して万能なものではありません。症状などに対して効果的であるという判断のもと使用するわけですから、効果が見られず、さらに別の症状を誘発してしまうということもゼロではないのです。そのため相談するということはと非常に大切であるといえるのではないでしょうか。

 

もし相談しないままにしてしまうと、身体を壊してしまう可能性すらあるのです。実際にはその多くが不調の継続などにとどまりますが、可能性としてはたしかに存在しています。

 

早期発見によりそうした事態を免れることができますので、少しでも異変や疑問を感じた場合には相談するといいでしょう。病は気からという言葉もあるくらいですので、不安などを抱えたままでは必要のないストレスなどにより新たな病気や症状の発生にもつながってしまいます。

 

問題がないことがはっきりとわかればその後も安心して薬を使用し続けることができますので、相談することは精神衛生上においてもプラスであることは間違いありません。

 

副作用や異変を感じた際の相談

相談するべきタイミングの一つが「副作用や異変を感じたとき」です。薬は万人に通用するものではなく、使用する方の体質などによっては副作用などを引き起こす可能性があります。

 

医師による処方であったとしても、絶対ではありません。そのため使用した後にこれまで起きたことのない異変や副作用のような症状が見受けられた場合には、早急に相談するようにしましょう。

 

基本的に異変などを感じた場合でも継続して薬を使用される方が多い傾向にあります。明らかに容体が変化するようなものであれば別かもしれませんが、気のせいかもしれないというレベルの変化であれば様子を見ようとしてしまうのは仕方ないことかもしれません。

 

しかし、早期発見は非常に重要であり、特に症状として少なからず変化が現れているのであればなおさらです。悪化してしまう前に相談することで大きな問題になる前の対処が可能となるでしょう。

 

また、相談することは未来につながる貴重な一歩でもあります。これまでに発見されていなかった副作用や症状があった場合に、その相談によって事例が作成されることになるからです。

 

この先同じような症状に悩まされてしまう方が出ないようにすることが可能となりますので、ご自身だけでなく未来のためにも意味のある相談となるのです。

 

処方された薬についての相談

基本的に医師から処方された薬に関しては、用法・用量は必ず守らなければなりません。処方された量に関しては、診察時の症状をもとに算出されていますので、仮に症状が感じられなくなったからといって勝手に減らしてはなりません。

 

また、服用のタイミングや1回の量を定めた用法に関しても同様です。効き目が感じられないからといって一度に大量に服用してしまうと、過度に効きすぎてしまい危険な状態になることもあるのです。決して自己判断をすべきではありませんので、その際には医師の指示に従うようにしましょう。

 

また、処方時には処方対象となる薬に関する説明がされます。具体的には服用の効果や注意点などについてです。お薬手帳などにも記載されますが、紛失などによりわからなくなってしまった場合にも、確認のために相談するといいでしょう。

 

相談する方法

薬に関することでの相談や確認に関しては専門の窓口が数多くありますので、そのいずれかに連絡してしましょう。その代表的な窓口が「くすり相談窓口」です。日本薬剤師会をはじめとするさまざまな団体が窓口を設置しており、誰でも相談することができます。受付時間帯などは窓口ごとに異なりますので、相談の際には注意してください。

 

もう一つの窓口は各地域にある薬局です。薬局には薬のプロフェッショナルである薬剤師が常駐しておりますので、処方されたタイミングだけに限らず、店頭またはお電話、お問い合わせフォームなどから相談してみるといいのではないでしょうか。

 

ただし、すべてのことに答えてもらえるわけではないので、注意が必要です。一人で抱え込んでしまうことのないように、気になった時点で相談をしてみるといいでしょう。

 

まとめ

薬の取り扱いはプロの薬剤師や医師でなければ判断ができないものです。不安なことが出てきたり、副作用などの症状に悩んだりすることもあります。そうした場合には相談すると気持ちも楽になりますので、我慢は禁物です。

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