歯の痛みに効果的なハーブティーをご紹介！口臭や着色の予防に役立つハーブも

「虫歯はないけど歯が痛む」「最近、口臭が気になる」、そんな歯や口に関する問題を抱えている方も多いのではないでしょうか。ハーブティーには歯痛を和らげたり、口臭を抑えたりする作用がありますので、手軽にケアしたいという方におすすめです。

今回は、歯の痛みに対するハーブティーの効果や、歯痛の緩和に役立つハーブの種類を紹介します。口臭や着色の予防に適したハーブもあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

歯の痛みの原因とは

歯の痛みは、主に虫歯や歯周病によって起こることが多いです。また、歯やその周辺組織に原因がないのに、歯痛が生じる状態を「非歯原性歯痛（ひしげんせいしつう）」といいます。

痛みを感じるときは、心身が何らかのサインを発しているときです。適切なケアを行うため、症状を悪化させないためにも、まずは医療機関を受診することをおすすめします。

 

歯の痛みに期待できるハーブティーの効果

歯の痛みが気になるときには、ハーブティーを活用するのもおすすめです。原料のハーブはさまざまな効果があることで知られており、歯の痛みに対しては次のような効果が期待できます。

以下では、紹介した3つの効果について詳しく解説します。

鎮痛作用

ハーブのなかには鎮静作用を持つものもあり、歯の痛みを和らげるのに役立ちます。頭痛や筋肉痛といった痛みにも働きかけてくれますので、薬を使うまでもないときにハーブティーは便利ですね。

抗炎症作用

ハーブの代表的な効果のひとつに、抗炎症作用があります。歯の痛みを引き起こす炎症を抑えてくれるほか、筋肉やお肌の炎症にも効果を発揮しますので、日々の口腔ケアに取り入れてみてはいかがでしょうか。

抗菌作用

ハーブには抗菌作用に優れたものも多く、その働きによって歯痛を緩和してくれます。口臭や感染症などの予防につながる点もうれしいポイントですね。

 

歯の痛みに効果的なハーブティーの種類

歯痛の緩和を期待してハーブティーを飲むのであれば、以下のハーブが含まれているものがおすすめです。

 

ハーブの種類	期待できる効果・効能
クローブ	鎮痛作用、抗菌作用、消化促進、抗酸化作用 など
ペパーミント	抗炎症作用、抗菌作用、鎮静作用、胃腸の調節作用 など

 

クローブは鎮痛効果や抗菌作用に優れたハーブで、歯痛や歯肉炎、口臭を抑える働きがあります。さらにクローブに含まれる精油成分の「オイゲノール」には抗酸化作用があり、老化の防止に役立ちますよ。

また、ペパーミントは炎症や菌の増殖を抑える働きを持ち、歯の痛みを和らげたり、口臭を抑えたりすることに長けています。爽やかな香りにはリフレッシュ効果が期待でき、胃腸や肌の状態を整えるのにも役立ちますので、健康維持の一環として活用するのもおすすめです。

口臭予防におすすめのハーブティー

口臭が気になる方には、先ほど紹介したクローブやペパーミントのほか、強い抗菌・抗ウイルス作用があるセージもおすすめです。ハーブティーは口臭予防に役立ちますが、気になる臭いを完全に消してくれるわけではありません。口臭にはさまざまな原因がありますので、毎日きちんと歯を磨いたり、規則正しい生活を心がけたりすることも大切です。

着色予防におすすめのハーブティー

歯に着色しにくいハーブティーを求めている方には、カモミールやルイボスがおすすめです。カモミールは高いリラックス効果があることで知られており、消化機能や冷えの改善、生理痛の緩和など幅広い用途に利用できます。

もうひとつのルイボスも心身をリラックスさせる働きを持ち、美肌効果やむくみの改善も期待できることから、とくに女性に人気です。

 

ハーブティーを飲む際の注意点

前述のとおり歯の痛みを感じたら、心身に何かしらの異常が起きている可能性があります。ハーブティーは歯痛の緩和に役立ちますが、完全に痛みをなくすためには、歯科を受診して原因を把握する必要があります。

また、ハーブのなかには持病やアレルギーをお持ちの方、妊娠中・授乳中の方が避けたほうが良いものもあるため、かかりつけ医に相談してから利用するようにしてください。

 

まとめ